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 鹿児島県垂水市の集落で、高隅山系の中腹、標高550mに位置する大野地区のブランド品である「つらさげ芋」を中心とした農産物や加工品の販売店です。ここ大野地区は、鹿児島のシンボルである桜島の
対象大噴火によって移住してきた人々により開拓された地です。先人たちは「開拓魂」をモットーにこの地で暮らし発展させてきました。先人たちが暮らしの知恵として、サツマイモを軒先に吊り下げて熟成させたものが「つらさげ芋」の始まりとされています。
 その「つらさげ芋」を地域の特産品として販売していこうということでこの取り組みが始まりました。
つらさげ芋には、

 1.大野地区で栽培されたサツマイモ(紅はるか)で作られたもの
 2.標高500m以上で最低30日以上寒風にさらされ熟成されたものであること

という最低限のルールがあり、そのルールを基に独自の管理方法のもと熟成され甘みを最大限に引き出した100%大野原産のサツマイモとなっています。
 収穫されたサツマイモを傷つけないように調整をおこない、つるをつけたまま専用の小屋で吊るし、高地の寒冷な気温を利用して作り上げるますが、鹿児島の方言で「つる」を「つら」と呼ぶこと、「吊り下げる」ことを「つらさげる」ということより、それらを掛け合わせて親しみを込めて「つらさげ芋」と名付けています。
 通常の熟成されたサツマイモよりも作り上げるのに非常に手間がかかることから、販売できる量が限られており、貴重なことから幻のサツマイモとも呼ばれています。
 そのように丁寧に作り上げられたつらさげの里うのばいの「つらさげ芋」をぜひご賞味ください。